【準備中】 フランス愛唱歌メドレー
●マンドリン合奏版
フランスで親しまれてきた民謡・童謡・宮廷歌・愛唱歌から九曲を選び、軽快さ、遊び心、優雅さ、そして叙情が流れるように移り変わるメドレーに仕上げました。短い曲の連なりが多彩な色彩を生み、フランス音楽の魅力を存分に味わえます。
●演奏時間 8分
●編成
1st Mandolin / 2nd Mandolin / Mandola / Mandocello / Contrabass / Guitar
●編曲者 森安浩司
●難易度 ★★★
●紹介文
①アヴィニヨンの橋の上で(Sur le pont d’Avignon)
②クラリネットをこわしちゃった(J’ai perdu le do de ma clarinette)
③フレール・ジャック(Frère Jacques)
④アルプス一万尺(原題不詳・フランス系伝承曲)
⑤ねこふんじゃった(Flohwalzer / Valse des puces)
⑥きらきら星(Ah! vous dirai-je, maman)
⑦アマリリス(Amaryllis)
⑧月の光に(Au clair de la lune)
⑨すみれの花咲く頃(Les temps des fleurs)
フランスの愛唱歌は、民謡や童謡、宮廷歌、シャンソンなど多彩な背景を持ちながら、どれも親しみやすく、どこか洒落た雰囲気を漂わせています。本メドレーでは、明るさ・遊び心・優雅さ・叙情といったフランス音楽の魅力を、九曲の小品を連ねることで一つの物語のように味わえる構成としました。
冒頭の「アヴィニヨンの橋の上で」は、フランス民謡の代表曲で、踊りのリズムが軽やかに響きます。明るく華やかな導入として、聴き手をフランスの風景へと誘います。続く「クラリネットをこわしちゃった」は、コミカルなフランス童謡で、ユーモラスな旋律が場を和ませます。前曲の明るさを受けつつ、遊び心が加わり、メドレーに軽快な表情が広がります。
三曲目の「フレール・ジャック」は、カノンとして親しまれる童謡で、素朴ながらも音楽的な広がりを持つ一曲です。合唱的な響きが生まれ、メドレーに立体感を与えます。続く「アルプス一万尺」は、フランス系の伝承曲を元にした軽快な旋律で、テンポよく進む中間部として最適です。さらに「ねこふんじゃった」を短く挟むことで、遊び心が加わり、前半の明るい流れが完成します。
六曲目の「きらきら星」は、世界的に知られるフランス童謡で、ここでメドレーは一度“静”の時間へと転じます。柔らかく優しい旋律が、後半への橋渡しとなります。続く「アマリリス」は、フランス宮廷歌として知られ、格調高く優雅な雰囲気が漂います。きらきら星の静けさを受け、音楽はより洗練された色彩へと移ります。
八曲目の「月の光に」は、フランスの古い童謡で、透明感のある叙情が美しい一曲です。静かで柔らかな響きが、メドレーに深い余韻をもたらします。そして終曲の「すみれの花咲く頃」は、フランスの香り漂うロマンチックな愛唱歌で、しっとりとした情感がメドレー全体を包み込みます。優雅で温かい余韻を残しながら、フランス音楽の魅力を象徴するように締めくくります。
九曲という小品の連なりながら、明るさ・遊び・静けさ・優雅さ・叙情が自然に移り変わり、フランス音楽の多彩な表情を一つの流れで味わえるメドレーとなっています。