【準備中】 日本愛唱歌メドレー第3集 (美しい自然)
●マンドリン合奏版
大正期に生まれた流行歌や童謡の名旋律を集めたメドレー。
華やかな流行歌「カチューシャの唄」から始まり、哀愁の小唄、親しみ深い童謡を経て、「琵琶湖周航の歌」で堂々と締めくくる。大正ロマンの情緒と時代の空気を一つの物語として描く作品。
●演奏時間 8分
●編成
1st Mandolin / 2nd Mandolin / Mandola / Mandocello / Contrabass / Guitar
●編曲者 森安浩司
●難易度 ★★
●曲目解説
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我は海の子
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海
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早春賦
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夏の思い出
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山小舎の灯
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野菊
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牧場の朝
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月の沙漠
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花
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富士山
日本の歌には、自然の美しさを讃える作品が数多く存在する。本メドレーは、海や山、花や月といった日本人の生活に寄り添ってきた自然の情景をテーマに構成したものである。
冒頭は「我は海の子」。力強い旋律と行進曲風のリズムが印象的で、広い海原を思わせる爽快な歌である。続く「海」は、子どもたちの素直な感情で海の雄大さを歌った唱歌であり、明るく親しみやすい旋律が広く親しまれている。
「早春賦」は、春の訪れを待ちわびる心情を描いた名曲である。まだ寒さの残る早春の風景と、やがて訪れる春への期待が美しい旋律に込められている。
「夏の思い出」は尾瀬の湿原を舞台にした名歌であり、日本の山岳風景の清らかさを象徴する作品である。続く「山小舎の灯」は、山の静かな夜を思わせる叙情的な歌であり、自然の中で過ごす穏やかな時間を感じさせる。
「野菊」は秋の野に咲く可憐な花を歌った童謡であり、日本の素朴な自然観がよく表れている。「牧場の朝」は北海道の広い牧場を思わせる爽やかな唱歌で、朝の清々しい空気を感じさせる旋律が印象的である。
「月の沙漠」は幻想的な情景を描いた童謡であり、砂漠の月夜を舞台にした美しい物語が歌われる。静かな旋律は、日本の童謡の中でも特に詩情豊かな作品として知られている。
「花」は、日本歌曲を代表する名作である。春の隅田川の風景を歌ったこの曲は、優雅な旋律と豊かな情景描写によって広く愛されている。
そして最後に登場するのが「富士山」である。日本を象徴する山として古くから歌われてきたこの曲は、雄大で堂々とした旋律を持ち、メドレーの終曲として力強く響く。
このメドレーは、日本人が自然の中で暮らし、その美しさを歌に託してきた文化を音楽で辿るものである。